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2004/10/26

あ・け・ぼ・のw

 曙ついに総合転向

 決して格闘技としての相撲が弱い訳ではない。プロテクターもグローブもなく、ぶつかり合い、張り合う姿は格闘技として№1だと言っても過言ではないはずだ。そしてその中で横綱まで上り詰めた曙は弱い訳ではない。ただし・・・相撲は蹴り技がないこと、そして近づかなくては勝負にならないことから、曙は相撲界に居るときは相手を待って捕まえるということができた。しかし、総合ルールであれ、K-1ルールであれ、リング上では相手を待つだけでは駄目なわけで、ヒットアンドアウェーを逃げの戦法と言ってしまう曙にとっては、根本的に向いてないのだ。大晦日の相手がレスラーの藤田であれ、まともに組み合うことはないはずだ。ローキックで足を狙い、腕ひしぎ等の関節技を狙うはずだ。
 

 同じ大型選手でもボブ・サップとの決定的な違いはスピードとパワーだ。パワーは曙の方が上だと思われるだろうが、そうではない。あくまでリング上で発揮できるパワーという意味だ。サップは元NFLでラインをやっていたことからも、その筋肉質の肉体からも分かるように、スピードとそのスピードを活かしてぶつかっていくパワーがある。前に出るスピードだけなら、格闘界でも相当な上位に位置するのではないだろうか。おまけにこれはK-1の角田さんがおっしゃっていたと思うが、サップはリングを三角に使うのが上手いと。つまり、自分を底辺として、プレッシャーをかけ相手をコーナーに追いつめるのが上手いのだ。相手が行き場をなくしたところを技術は拙いが左右のフックをガードの上と言わず下と言わず、徹底的にたたき込むわけで、そのパワーがまた強烈なわけだ。パンチやキックの技術は下手だが、自分の特長を活かした戦略をきちっと立てていると言える。最近は練習をできていないせいなのだろう。精神的に練習で追いつめていないから、リングでの迫力に欠け、惨敗を喫しているが、きちっと練習をして自分を追い込めば、元に戻ることができると思っている。
 さて、曙に話を戻そう。曙はそのパワーを活かすすべを全く知らないで来てしまっている。練習のパートナーは打ち合いもしてくれるだろうけど、試合は相手があるのだ。自分で相手を捕まえる事をしない限りは試合にならないのだ。その為には必要最低限のスピードとそのスピードを出し続けるスタミナが必要で、曙にはそのどちらも欠けてしまっている。K-1プロデューサーの谷川さんは200kg以下にならないと駄目だと語っているが(25kgの減量である)、それでもまだ駄目だろうと思う。170kgぐらいじゃないととても駄目なのではないだろうか。今までの試合時の曙の体を見て思うのは、練習はしてきているのだろう。しかし、自分の体を追いつめて絞り込んできたという風には見えない。ボクシングの試合のように体重制限がないからかもしれないが、もう5戦も闘って、変わってこないようでは望みのかけらもないのではないか。K-1も総合も甘くないと思うし、今のままでは『パンダ』の値打ちもなくなってしまっていると思うんですがねえ。

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