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2004/10/27

やっぱり意識改革がいるんじゃない?

 阪神タイガースの来期コーチングスタッフが決まった。1軍だけで総勢12人(監督含む)という陣容だ。各球団ともそうだと思うが、監督・コーチが10人を超える所は少なくない。一番少ないのが(中日は1,2軍の枠を設けていないため、選手名鑑では確認できないのでここでは除く。)ダイエーの8人というものである。さて、ここで問題にしたいのはほとんどの球団が赤字経営だと言うことなのだ。成績の善し悪しにコーチの多寡は関係ないようだし、むしろダイエーや西武(9人)などを見ていると少なくても成績を残せるはずである。中学校や高校じゃあるまいし、コーチが2人も3人もかかって打撃を教えるのは滑稽な気がする。来期の阪神も岡田監督がいて、平田ヘッドコーチがいて、島野総合コーチがいる。誰がどんな役割を果たすのかさっぱり見えてこない。打撃コーチは2人もいるし、投手部門に至っては、投手コーチの肩書きが2人、バッテリーが1人、ブルペンが1人ともう、訳が分からない。バッテリーコーチはキャッチャーだけを教えるとしても投手部門に3人もいる。もうこうなってしまうと何がなにやら・・・だ。
 

 ここで海の向こうを見てみたい。ヤンキースの今期のコーチングスタッフだ。監督のトーリがいて、ベンチコーチ、サードベースコーチ、ファーストベースコーチがいて、ピッチング、ヒッティング、ブルペンと7人しかいない。守備走塁コーチなんていうのは居ないようだ。1,3塁のコーチは作戦を伝えるのに必要だし、ベンチコーチは監督の相談役、で、投手とバッターとに1人ずつと役割がはっきりとしているし、もう一つ踏み込んで言えば責任の所在が誰がどうみても明らかである。マリナーズも同じく7人、ドジャースは基本の7人にくわえ、ブルペンキャッチャーと肩書きのないコーチを入れて9人と言うところを見ると、MLBは非常に合理的にコーチを決めていると言える。向こうの基本的な考え方は、プロなんだから特にメジャーリーガーなのだから教えることは何もないというものらしい。つまり聞かれればアドバイスをするよっていうスタンスなのだ。こういうスタイルは練習形態にも現れているようで、日本は全体でランニングをし、ストレッチをし、打撃、守備、筋トレをし、クールダウンもする。向こうはアップや筋トレは自分でするものというスタイルで全体練習は打撃や守備、フォーメーションの確認などだけだ。メジャーに渡った日本人が一様に言うのは「向こうは練習時間が短い」、逆に日本に来た元メジャーリーガが一様に言うのは「日本人はクレイジーだ」と。高い年俸を貰っているのだから自己管理をするのが当たり前というのが私もプロだと思う。日本は逆になんでも管理して、あーして、こーして・・・という状況であるから、誰かさんのようにたかが・・・と言われるのではないか。球団におんぶにだっこの時代は金銭的な問題からも、プロ意識の問題からもおさらばしないといけない時期になっているのではないだろうか。コーチの数に日米の球界の縮図が見れるような気がするんだけどね・・・。選手会が形だけでなく、本当に強くなるには、個人事業主である、選手一人一人が自覚を持って、球団から管理されなくても自己管理くらいできまっせという姿勢が必要だろうし、そういうことでプロ意識も高まるのではないか。

 西武のカブレラは言う、「自分が試合後にやっているウェートトレーニングをもっと若い人に見て欲しい」と。彼は日本がオフの間も、母国で野球をやっている。だから日本に来たときは8割方からだができているそうだ。かつて阪急等で活躍したマルカーノという選手は球団が「金を払うから休んでくれ」と言うくらい、オフの間も休まなかったらしい。これまた海の向こうでイチローが言っていた「3年続けて結果を出して、初めてモノが言える」と。日本のプロ野球の選手達で一流と言われている人たちですら、耳の痛い話しなのではないだろうか。ライブドアが手を挙げることによって球団が減るという最悪の事態は避けられそうだ。しかし、今のままではいけないのだ。選手側が変わって初めてオーナー側に文句が言えるのではないのか。

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