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2005/01/03

ライスボウル

 ラグビーの世界は実高学低と言われる(実業団が強く、学生が弱い・・・今作ったw)が、アメフトの世界はここ数年は学高実低であった。しかし、ジャパンXボウルで強い勝ち方をした松下電工インパルス。それに対し、普通QBが注目を集めるアメフトの攻撃の世界で学生ナンバーワン選手に与えられるミルズ杯は立命館大学パンサーズのWR木下に与えられていることからも分かるように、立命の中心は木下である。松下にとって木下を止める方法は二つ。1つは木下を徹底してマークすること。2つ目は木下にボールを渡さないようにQB池野をつぶすことである。松下のDLと立命のOLの力を比べてみて、松下はライン勝負に勝てると思ったのだろう。積極的にQBにプレッシャーを次々とかけ、立命の攻撃をつぶし、そしてミスを誘うことによって立命のリズムを崩すことに成功したように見えた。立命はファーストダウンすらほとんど取れないまま前半を終わってしまった。とにかくあまりの松下のプレッシャーの厳しさに3rdダウンにパントを蹴ると言う奇策を用いざるを得ないわけだから、いかに攻撃の強い立命とは言え、ライン勝負で勝てなければ苦しい。つまりアメフトはラインが全てだという事を立証したような試合であった。花形ではないラインだが、縁の下の力持ちとして、松下のラインは素晴らしい仕事をしたと思う。

 終始試合をコントロールされていた立命だが、ミルズ杯を獲っただけのことはあり木下が第4QにリターンTDを決めてくれた。唯一の見せ場であったが、完封負けを免れ、学生王者らしくチャレンジした好プレーだったと思う。最後の最後で悔しかったのだろう思わず涙を見せた立命QBの池野、攻撃の司令塔として本当に悔しかったのだろう。3年生ということは来年もあるはずなので、成長に期待したい。

 日本一を決める試合なのだからFGを外しまくった松下は決めるべきとろは決める、立命もスナップミスのような基本的なミスを犯さないで欲しいとは思ったが、NFLのような派手なプレー、驚異的なスーパープレーはないものの、劣勢に陥った立命がスペシャルプレーを試みたり、それに対して冷静にタイムアウトをとって対応した松下のプレーはアメフトの楽しさを充分に伝えてくれるものであったのではないか。

 最後に、なかなかオンタイムで放送がないアメフトだが、中継してくれたNHKに感謝したい。

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