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2005/07/21

前半戦のT・・・長げえよw

 前半戦91試合を終えて、53勝34敗4分、勝率は.609とセ・リーグ首位、2位のDとは丁度5ゲーム差というのが現状だ。

 本塁打数はセ・リーグ5位の74本なのだが、得点は435点とダントツのセ・リーグ1位、失点も消化試合がセ・リーグで一番多いにも関わらず322点と最小を記録している。当然防御率も3.14とダントツのセ・リーグナンバーワンだ。

 ただ、53勝中先発に勝ちがついたのは37しかなく、いかにリリーフ陣に負担がかかっているかが良く分かる。先発が完投したのはたったの7試合で、勝ったのは4つしかない。そしてその負担のかかっているリリーフ陣にあって顕著なのが早くもMVP候補と言われる藤川。91試合中51試合に登板している。続くのが46試合のウィリアムス。Gシコースキー、D岡本を挟んで、43試合の久保田と、勝利の方程式を形成する3人がまさに獅子奮迅の働きをしている。ちなみにそれぞれの防御率は藤川1.04、ウィリアムス2.39、久保田1.94と好調なT投手陣の中にあっても群を抜いている。

 投手陣にあって、やはり欠かせないのは下柳の存在だ。成績自体は13試合を投げて8勝1敗、防御率2.87なので良いのだが、投球回数が72とはやり少ないわけだ。まあ、ベテランということもあるわけで、ローテーションを守って6回平均を投げてくれれば合格なのだ。そして、その下柳が欠かせない理由は、成績そのものよりもチームに対する姿勢で、自分の投球が終わってもアイシングをしただけでベンチの最前列で大声で味方を鼓舞する姿はすっかりT党には知られている。自分は6日か7日に1回投げるだけで良い、だからこそ、その試合が勝てるように応援したいという姿勢なわけで、決してお役ごめんとばかりにトレーナー室でマッサージを受けるようなことはない。そういう姿勢を若手が見ていて、そそくさとトレーナー室に消えることができるはずもなく、Tの投手陣はそういう意味でも一丸となっている。
 かといって、仲良しクラブになっているわけでもなく、いわゆる松坂世代の藤川、杉山、江草、ハシケン、久保田といったところや、それよりも若い能見もそうだが、若手が切磋琢磨しているのも好調の原因なのだろう。2軍で暮らす能見も虎視眈々と1軍の先発枠を狙っているようだし、太陽も2軍で奮闘しているようだ。層の厚さ、競争の激しさが、ぬるま湯体質を作らない理由となっているわけで、調子云々よりも、この激しさを保ってシーズン最後まで突っ走って欲しい。

 さて、その投手陣を支える捕手であるが、去年は矢野にかかる比重が大きすぎて、矢野自身も休む間もなければ、競争も存在しなかった。しかし、今年は矢野にかかる比重は大きいものの、矢野が適度に休みつつ、野口、浅井が頑張っているのが矢野自身の好調の原因となっているようだ。

 残る野手陣であるが、やはり兄貴金本抜きには語れない。本人は嫌がっているようだが、やはり満身創痍であることに代わりはないわけで、その中で出続けること。野球選手は出てナンボの姿勢を崩さないのが素晴らしい。そして、4番という立場であるから『ただ、出れば良い』というわけでないことも充分自覚しており、打率も3割2分を超え、HRもセリーグ3位の22本、打点はダントツ打点王今岡の83に次ぐ2位の75(ちなみに3位は岩村の67なので、金本自体が飛びぬけた存在なのだが・・・w)だから、男は黙って背中で勝負の典型的な兄貴なのだw。
 そんな兄貴の背中を慕うのが、盗塁王赤星、藤本、鳥谷などの若手(赤星は若手とは言い難いけどw)で、彼らの攻守交替のときの溌剌としたダッシュは見ていて本当に気持ちが良い。赤星も肋骨3本にひびが入る状況でありながら、兄貴が休まないもんだから、首脳陣が休めというまで、自分で休みたいとは言わない。そういう姿勢は野手陣に共通するもので、休むと代わりがいるよというここでも競争の激しさがモノを言っているようだ。
 もう一人のキーマンは私はシーツを挙げたいと思っている。シーズン当初不安定だった鳥谷の守備がどんどん安定しているのは、勿論彼の努力の成果ではあるのだが(試合後、金本がトレーニングをするのを見て、若手がトレーニングするようになったのだが、鳥谷は最後に帰るらしいからねえ。)、シーツの安定した守備が鳥谷や藤本・関本の守備に余裕を持たせていると思う。少々の送球の逸れくらいなら、いとも簡単に取ってしまうので、若手野手陣が安心してスローイングできるわけですな。ちょっと打撃は好不調の波が激しいが、それを差し引いても素晴らしい活躍をしてくれている。また、桧山との併用で腐りがちなスペンサーの精神的なフォローも忘れないというのが憎いね^^。

 最後は先ほども上がった鳥谷。シーズン前、鳥谷はネックになると言い続けた私だが、ここまで成績を残されると文句のつけようもない。守備でもエラーがここまで4つと、D井端、S宮本に匹敵する成績を残している(あー、守備範囲の広さが違うという意見は却下しますw)。いわゆる2番タイプの選手ではないのだが、ジータや、A.ロッド(今は2塁手だけどw)のような大型ショートになって欲しいと思うし、彼の身体能力の高さであれば、そうなる可能性は充分にあると思う。とにかく、ここまでも成長しながらシーズンを過ごしてきたわけで、後半戦、優勝を目指して進む中でもっと成長する鳥谷を見たいと思う。

 他球団のことは他球団のこととして、Tが今の調子で自分のゲームをやっていけば、元々HRでドカンのチームではないだけに、大きく負け越すことはないのではないか。優勝できるかどうかは他チーム次第なのだが、優勝争いを最後までやってくれると思う。まあ、ビールの旨い試合をやってくれ!!

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