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2006/09/02

オシムとジーコ

 あ、双子のオカマの話じゃありませんよ。サッカー日本代表監督の話ですw。


 二人のサッカーに関する考え方のベースはとても似ていると思う。


 サッカーをするのは選手であると、そして自分達でしっかり考えて試合に臨めと。


 ただ、アプローチは格段に違う。

 前任者ジーコは、優秀(・・・と思われる)な選手を集め、『さあ、君達、自由にやりたまへ』という言葉は悪いが、丸投げの状態。W杯前、『日本はフィジカルが弱いから、スピード、スタミナ、技術という(ブラジルを除く)他国を上回るものを出していこう』というコンセプトであったと思うが、本番は結局、暑さの影響で一瞬の技術やスピードにひらめきはあったものの、スタミナは80分で切れてしまっていた。サッカーというものが90分で争われる限り90分間相手を上回ってこそ、勝てるわけだ。なんせ相手はフィジカルや高さを90分間に渡って日本を凌駕するわけだからね。

 そういう点についてジーコはなんの対策も講じなかった。ただし、これはジーコの責任か?と言えばそうではないと思う。ジーコの母国ブラジルでは、こういったことは個人の責任の範囲だからだ。代表で全力を尽くすために、準備しておくのが当たり前という考え方にあっては、代表でイチイチやるべきことではないと考えていたに違いない。


 これは実は私は全くの正論だと思っている。ただし、こういう監督を選んだ協会には責任があると思う。つまり、日本のサッカーに合わない監督を選んで、4年間何もしなかった罪はとても重い・・・『と思う』ではなく、断言したい。


 一方のオシム。

 代表召集後、即、練習。今回もサウジ到着、即、練習。

 欧州のクラブチームでは、いい選手ほどスケジュールがハードで当たり前、むしろ逆に、スケジュールがハードなのがいい選手の証ということで、代表としての自覚を促すという面もあるのだろうが、それ以上に思うのは、W杯で80分しかもたなかったスタミナ。

 もし日本が、本気でW杯決勝トーナメントで戦う覚悟があるなら・・・


 ということで、W杯を思い出してみると決勝トーナメント16試合中(3位決定戦を含む)、延長突入が5回、PK戦にいたってはそのうち4回というスタミナを超えた気力の戦いをしているわけだ。しかも準々決勝以降になると8試合中3試合が延長、そして全てがPK決着となっている。

 つまり、上の大文字太字の主題・・・W杯決勝トーナメントで戦う覚悟があるなら・・・


 120分を超える戦いを行うスタミナが必要だ。

 という結論に達することが出来る。

 だから、リーグ戦後、移動後、召集後すぐに練習というのは(今回のサウジ到着後すぐの練習は時差を取るという目的もあるのだが)、オシムの無言のメッセージなのではないか?と私は思う。

 君達は120分間戦えますか?という・・・

 ジーコと違うオシムのアプローチは、練習中に色々な場面を想定して考えるということだけでなく、体が疲れていようとなんであろうと、120分戦わなくてはならない局面を考えているように、そして、今行われている複雑な練習は、気力の戦いになったときに、つまり、考えられなくなったときに体がどう動くか?にあるように思う。

 明日のサウジ戦、そして6日のイエメン戦は、勝つか負けるかではなく、どうチームが変わりつつあるのか?に注目したい。

 どうやら・・・日本の監督にむいているのは、服飾評論家ではなく、映画評論家の方のようだね。


 あれ?オカマの双子の話になっとるw

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コメント

リゲイン、飲まなくっちゃ・・・w

投稿: 水色 | 2006/09/02 23:44

肉体疲労時の栄養補給はやっぱり、リポ○タンDかとw

投稿: グーパパ | 2006/09/03 01:03

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