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2006/10/05

Imagination

 孫子の兵法の中で、やはり有名なのは武田信玄が旗印とした『風林火山』を除けば、『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』という言葉だろうと思う。

 この言葉の意味については、このブログでも何度か取り上げたが、自分と相手を知っていれば絶対に戦いに負けないという意味ではない。

 孫子は、兵法家でありながら、戦争は避けるべきもの、忌むべきものという考え方をしており、やる限りは絶対に負けてはならないという思想の持ち主だ。

 したがって、この言葉の本意は敵を知って、自分を知って、負ける要素が少しでもあれば戦いを回避しなさい。双方を研究して必ず勝てる戦だけをしなさいというものなのだ。

 かといって、スポーツの世界においては、「負ける可能性が高いからやめま~っす」とは言えない。

 それでも、敵を知ること、自分を知ることが必要ないというわけではない。知った上で最善を尽くす必要はあると思う。

 オシムのサッカーは考えるサッカー。つまり、まずは自分を知ることから始めなくてはならないと思う。


 今日の対ガーナ戦も内容は悪くなかったが、結局無得点に終わってしまった。オシムジャパンに限らず、黄金世代といわれたジーコジャパンも決定力不足といわれ、シュートがとても下手であったと思う。

 この原因は、自分を知らないってことにあるんじゃないのかなっと思う。そしてその自分を活かしたイメージを持っていないことにも起因していると思う。


 今日の試合に限って、いや、オシムジャパンになってからのキーマンは巻だから、巻について触れてみたい。


 私は実は巻のような泥臭い身体をしっかりと張るタイプの選手は好きなのだが、あえて言うのだ。(前代表のY選手に対するものとは基本的スタンスが違うのだw)

 開始早々、巻は相手DFの裏を取って飛び出した。そこに駒野からのスルーパスが通り、得点のチャンスとなった。

 しかし、巻は決定的なミスを2つ犯した。

 一つは、抜け出した後、ゴールの位置(GKの位置)を確認してしまったこと。


 もう一つは、シュートが枠に行かなかったこと。


 巻は自分が「利き足は頭」というように、足元の技術は上手くない。いや、はっきり言えば下手だと思う。

 であれば、2つ目の枠に行かないっていうのは仕方のないことなのかも知れない。

 そういうことならば・・・だ。体ごとゴールへ入り込んでしまうくらいの勢いでもって、ゴールへ突進してくれといいたい。

 巻の持ち味は体格を活かした泥臭いプレーのはず。であれば、思いっきり突進して欲しいと思う。

 今日の試合はホーム、日本。要するに普段やりなれている場所だってことだ。これはそれこそ孫子の兵法でいうところの地の利も十分にあると言える。

 この巻のプレーは、せっかくDFの裏に抜け出したのに、ゴール(もしくはGK)を確認することで、スピードが落ちてしまったわけで、これはとてももったいないと思う。

 巻はオシムジャパンにとって、今まで5戦全てに先発しているFWの軸、つまりエースなわけだから、ゴール前でパスという選択肢はいらないのだ。とにかく、自分でどんな形でもいいから決めるという意識と、ゴールをするイメージを持ってプレーしてくれればいいと思う。

 であるから、足元の技術はなくとも、自分がピッチ上のどこにいるのかというイメージ位はしっかりと持って、抜け出したとき位はゴールへ向かって欲しいと思う。


 なんか、綺麗なゴールを狙っているような気がしてならないんだよね・・・。

 我々が見たいのは綺麗なゴールではなく、巻らしいゴールを見たいのだ。

 蹴ったのか、それとも当たったのか分からんような形で押し込むようなゴールでいいのだ。


 次、期待してるよ・・・・ホントw

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