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2007/11/29

月と豚

 別にすっぽんに恨みがあるとか、サマセット・モームのぱくりとかそういうわけではない。

 月というのは、満ちれば欠け、欠ければ満るものだ。


 かの藤原道長は『この世をばわが世とぞ思ふ 望月の欠けたることもなしと思へば』と詠ったが、それでも彼の子供、そして孫の代には藤原氏は廃れてしまったわけだ。


 5億もの年俸を貰い、メジャーへ挑戦したものの、ろくに成績をあげられず、夢破れて帰り、帰った球団での評価が低く、悔しい想いをして、移籍をした男の契約更改が行われたようだ。

 私は、この男のことは一向に好きにはなれないのだけれど、それでも、来季の年俸が全盛期の1/10であっても、晴れやかな笑顔を浮かべているのを見ると、我慢して頑張っていれば、一旦欠けた月も再び満るときがやってくるのだと実感せざるを得ない。

 まだまだ全盛期に比べれば三日月にもならないレベルではあるけれど、この喜びを忘れずに来季へと向かえば、きっとまたタイガースにとっても怖い存在であり続けることができるのだろうね。

 タイガースにとって怖い存在ではあっても、球界を盛り上げるには、こういう存在は欠かせないわけで・・・


 だからこそ、喜びに浸る育成豚99号には、藤原氏の次に天下を獲った平氏が言われたこの言葉を忘れないでほしいと思う。

 「驕れるものは久しからず」と。

 

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