2011/01/30

アジア杯を終えて思うこと。

ザッケローニのサッカーは分かりやすい。

実際のサッカーの内容は決して良くなかったように思うけれど(大会前からのコンディショニングの問題が大きかったと思われるが)、その中で最善を尽くそうと言う姿勢が見られるし、何より我慢強いのが彼の特徴のように思う。

昨日の対オーストラリア戦でも、怪我の香川に代えて入れた藤本がうまく機能しない上に、オーストラリアのロングボールに苦戦すると見るや、スパッと岩政に代えたが、それ以降はじっと我慢のサッカーをし、選手をむやみにいじらず、腰の据わったサッカーを見せた。

この腰の据わり具合は、オーストラリア戦だけではなく、この大会を通じてずっとそういう姿勢を見せていたように思う。
彼が大会前に「成長しながら、優勝を目指す」と言っていた言葉通り、毎試合成長する姿を見せてくれた。

まあ、まだまだミスも多く、相手が欧州や南米の一流どころだとたちどころにやられてしまうのは目に見えたが、それでもあれだけの劣勢を覆し、得点を重ねた辺りは絶賛せざるを得ない。


また、この大会MVPの本田。彼がこの大会MVPの活躍を見せられたのは、ひとえに岡田前監督が中村俊輔を外し本田にかけたW杯のあの経験があるからこそだと思われる。
自分だけをアピールすることなく、周りを使い、ハーフタイムを初め、ボールが止まると長友や遠藤と会話を交わしている姿がずっとカメラに映っていたが、彼の我を通す姿勢ではなく、周りと協調しようとする姿はW杯を中心選手として戦った余裕なのだろう。

これでコンフェデレーションズカップにも出られるし、コパ・アメリカにも招待されているし、若いチームだけにどんどん成長できるのではないだろうか。
ここにベテランの中澤やトゥーリオが帰って来てどうなるのか、まだ若い世代が出てくるのか、色んな楽しみが増えた大会であった。

ザッケローニの采配も今のところは安心して観ていられるし、なんとか契約を延長してもらいたいものだと思う。

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2011/01/26

猿まね

日韓戦で韓国の選手がゴール後猿まねパフォーマンスをしたとか。


その選手は日本のかつて10番を背負った選手が所属していたスコットランドのチームで同じような差別を受けたにも関わらず、そういう行為をしたんだとか。


あ、あけましておめでとうございます。松も取れてからのご挨拶で失礼しました^^;


まあ、その国の民度がどうのとかを別にいうつもりはないんだけれど、結局のところ、お猿さんに負けたあんたらって・・・(苦笑)・・・・ということなんだよね。

天に向かって吐いた唾は自分の顔にかかるってことだと思う。


全ての選手がそうあれば理想なんだけれど、やっぱりパク・チソンはアジアでもナンバーワンの選手として長らく活躍しているだけの言動だし、日本の長谷部もキャプテンらしい素晴らしい人格だと思う。


久々に川島のドヤ顔も見られたことだし、次のオーストラリア戦も日本らしいいいサッカーをして欲しいと思うとともに、お互いがきちんと尊重し合えるような試合をしてほしいなと思う。

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2010/07/04

衝撃

 恐らくはW杯関連で最後のエントリーになる。


 グループリーグを5チーム全てが突破した南米。過去のジンクス(欧州チームは欧州以外ではなかなか勝てない)を考えても、本大会の欧州チームの低調ぶりを考えても、南米チームが4強を占める可能性があるのでは?と言われたにも関わらず、4強のうち3チームが欧州チームとなってしまった。


 しかも優勝候補の大本命のブラジルとアルゼンチンがあっさりと負けてしまったのだから衝撃と言うほかはない。
 その負け方も負け方である。闘将ドゥンガが率いたブラジル。魅せるサッカーよりも守備を重視し、歴代代表で最も守備が堅いと言われたブラジルが得意のショートカウンターにより先制したにも関わらず、守り切れずに敗退してしまった。
 ちなみに、先制ゴールのアシスト、同点になってしまったオウンゴールさらには退場を食らって敗退の原因となった人物(フェリペメロ)が全て一緒という・・・・本大会前のトゥーリオみたいな(そういやトゥーリオも元ブラジル人だなw)・・・非常に珍しい状況である。
 実際、衝撃的だったのは、あのブラジルが逆転負けを喫したということよりも、逆転されたそのあとのゲーム運びというか、なんというか、もうバタバタになってしまった所が一番衝撃的だった。
 一人ひとりがスタープレーヤーで、それでいてドゥンガが組織として守備から入れない人間は外した(ロナウジーニョ、アドリアーノなど)超現実的なチームであったはずなのだ。
 つまり、ゲームコントロールというかマネジメントをきちんと出来るそういう大人のチームのはずが、大会前の日本代表のようなゲーム展開になってしまうというのは、本当にびっくりした。
 それだけ日本戦には出なかったロッベンが凄いと言うことなのかもしれないけれど。

 まあ、確かにロッベンは素晴らしかった。スナイデルもフェンペルシーもファンボメルも凄いけれど、ロッベンは飛びぬけて素晴らしかったと思う。日本戦で長友や阿部がマッチアップするところを観たかったけれど、ありゃさすがに一人では止められないかな?と言う感じだ。


 さて、もうひとつの衝撃は当然、昨日の、アルゼンチンの負けっぷりである。大会前、ドイツはバラックが出ようと出まいとある程度の成績は必ず残すとは言ったモノの、これだけ爆発力があるとは想像だにしなかった。
 特に、グループリーグではセルビアに負けただけに、イングランドに4-1で勝ってもイングランドが低調だったからだろうと思っていたが、まさかまさかのアルゼンチン相手の4-0である。
 アルゼンチンも、気持ちが切れておかしくない状況で、母国の英雄マラドーナ監督になんとか1点を獲って報いたいという思いが伝わるくらいに最後まで走り続けていたけれど、そこを守り切りなおかつ4点を奪うとは凄すぎである。
 恐らく、近年調子のそんなに上がらないバラックがいないからこそのこの爆発力なのであろう。世代交代が上手くいった典型例で、前回大会で若武者であったシュバインシュタイガーがすっかり心臓部となり、若手のゲームメイカーのエジル、そして先制点を獲ったミュラーなどが若さにまかせて走りまくってアルゼンチンをかき回していた。
 また、円熟したと言っていいだろう、エースのクローゼが「決定力とは」というお手本のような点の取り方で2点を決め、ベテラン、中堅、若手がしっかりとかみ合ったそれでいて組織的な素晴らしいチームを作ってきたように思う。
 同じ欧州のオランダが勝っても、「なんであいつじゃなく、自分が交替なんだ」とか「あいつは自分が点を獲ることばかりを考えてる」などと内紛が絶えないのに対して、本当対照的である。

 スペインの戦いぶりをあまり見られていないので、断定はできないが、ドイツが優勝候補筆頭なのは疑いもないだろう。

 最後に、衝撃と言えば・・・なのであるが、ドイツの若き司令塔エジルの彼女なのだが・・・・

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 ネット上では「マイケルが生きている!」と話題だそうな(苦笑

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2010/07/01

日本代表が遺したモノ

 2010年南ア大会の日本代表の挑戦は終了した。


 しかし、前回大会とは違い、今大会に代表が遺したモノは非常に大きかった。

 またもや言うがW杯は結果である。

 4試合を戦って2勝1敗1分(PK戦は上に進むものを決めるだけでルール上は引き分け)、得点4失点2と、数字としても素晴らしいものを残した。


 戦術としては、理想とするポゼッションサッカーを捨て、現実路線の堅守速攻のスタイルで戦ったわけだが、これだけ上手く方向転換できたのは、就任以来ずっと批判してきたものの、岡田監督の手腕と言わざるを得ない。代表の23人を選んだ選手選考は失敗だったけれど・・・GK以外に森本、内田、岩政など使わなかった選手が3人もいる上に、俊輔など結果として戦術に合わない人間を選んでいる・・・選手起用は批判の声もあるものの、ある程度納得のいく選手起用だったように思う。
 特に、パラグアイ戦、同じ中村でも憲剛が起用された時は、選手起用に偏りのある岡田監督にしては大英断であり、私自身も非常に興奮した瞬間であった。
 批判の大きかった川口の選出については、岡田監督の「精神的な柱」との狙い通りにチームが一つとしてまとまったという2006年の反省を活かせたと言う点で、大成功だったと言える。
 小野や小笠原を選ばなかった理由も、ここにあるに違いない。


 選手のまとまりと言う点で、私が最も印象に残っているのは、パラグアイ戦の後半(延長ではなく)終了間際の遠藤のFKの場面。
 ゴール前に上がる中澤がウィンクして合図を送ったあの瞬間である。中継ではアナウンサーも誰も触れなかったけれど、確かに中澤がウィンクしたと思う(見た人いるかな?)。
 あのアイコンタクトに応えた遠藤。結果としては中澤の頭で落としたボールはトゥーリオから少し離れてしまったがためにトゥーリオの足が届かなかったけれど、ブブゼラの大音響の中、しっかりとコンタクトを取っていたのはとても微笑ましく、強く印象に残った。


 今大会、イングランド然り、カメルーン然り、組織としてまとまりのないチームはいかにビッグネームが揃おうと戦えないことがよくわかった。2006年の日本の場合はフィジカルだの技術が足りないだのと言う部分があったのも確かだから、組織だけを敗因にするのはどうかとも思うが、今大会の特にイングランドを見ていると組織の重要性、特に技術に劣る日本が戦うために必要なのは組織としてのまとまりであると言うことは立証されたように思う。
 今後はこのまとまりをベースとしての個の技術のレベルアップが必要なのは本田が言うまでもなく、全てのサッカー選手が理解したことだろう。


 前回大会後に、阿部や今野が中心となって欲しいと書いたけれど、次回大会は北京五輪世代の本田、長友、内田、森本、岡崎などがどれだけレベルアップできるか、またこの世代を追い越すべく香川を初めもっと若い世代が出てくるのか、中澤、トゥーリオに代わるCDFが出てこれるかどうか、ベテラン世代となる長谷部が今回見せたようなさわやかなキャプテンシーをまたもや見せられるかどうか、このあたりにかかってくると思われる。


 韓国、そして日本のGL突破のおかげで、どうやら次回もアジア枠は4.5確保できそうである。楽な戦いでないことは確かだけれど、希望が持てる枠の数である。しっかりと新しい監督の下に準備して望んで欲しいと思う。


 最後に、岡田監督。
 就任以来ずっと批判して、監督を替えろといい続けてきたけれど、「W杯は結果である」と言う以上、貴方に最大限の感謝を捧げたいと思う。

 ありがとう。

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2010/06/30

終戦

 日本代表の2010年W杯が終わった。

 2006年、終戦時に泣いていたのは中田英寿ただ一人だった。

 しかし、今回、PKを外した駒野だけでなく、沢山の選手が涙していた。

 それだけで、今回の代表がいかに全員で戦っていたかが良くわかった。

 総括をするかどうかは不明だけれど、とりあえず、本当よく戦ったなと言いたい。

 「何やってんだよ!!」と怒るような事態はほとんどなかったように思う。特に今日のパラグアイ戦は難しい戦いで、フィジカル、球際の強さ、技術全てにおいて相手が上回っており、本田、松井、大久保もなかなか思うような仕事をさせてもらえない中で、気持ちを切らさずよく頑張ったなと思う。

 それだけにこのチームの戦いをもう見られないのは残念だ。


 ちなみに、もう残りの試合は日本時間で3時半開始のものばかり、私のW杯も本日で終了である。

 さて、最後に、なんだかんだで批判をしてきた岡田監督のサッカーではあるが、協会には彼をクビにしなかった限りは、次の監督は、このサッカーに上積みできる人間を監督として据えてほしいように思う。


 追伸:ぴくさん、せっかく送ってもらったモノ、時間の関係上まだ受け取れてないんですよね。サッカーと一緒には楽しめませんが、なんとか明日受け取れるようにします^^

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2010/06/25

予選E組総括

 W杯は結果である。

 であるから、E組2勝2敗、得点4失点2、勝ち点6を挙げての突破は見事と言うほかない。

 もう一度言うが、W杯は結果なのだ。

 正直、サッカーの専門家を初め、ファンの中でもこれだけの結果を予想した人がそう沢山いるようには思えない。甘く見積もっても8割の人は3戦全敗を予想したはずなのだ。

 振り返ってみれば、日本は組み合わせに恵まれた。

 勿論、それは結果として見たときにであって、最初に組み合わせが決定したときには、オランダ、カメルーン、デンマーク3国とも日本相手の1勝を計算に入れたはずなのだ。

 ただ、日本が組み合わせに恵まれたと言うのは、緒戦がアフリカ特有の内紛状態のカメルーンだったことだ。これが緒戦にデンマークであったら、「引き分けではダメで、絶対に勝たなくてはならない」状態であった昨日と同じ結果にはならなかっただろう。

 調子の上がらない、そして決して組織的とは言い難いカメルーンが緒戦だっただけに、日本はあれだけ低調な試合であっても引き分けではなく勝つことができたのだ。


 勿論、神様がくれたホンの小さな幸運を大きな成果に結び付けた日本代表には頭が下がるばかりである。


 しかし、この小さな幸運は実は小さく見えて、大きな幸運だったように思う。

 大会直前まで試行錯誤の続いた日本代表が居直ることができたのも強力なエトーというFWがいたからに他ならない。彼を抑えるためにどうするか?を考えた末に行きついたのが、アンカーに阿部を置き、まさに守備に重しを付けた現在の戦術へ至ったわけだから。


 そして、この対カメルーン戦の果実は、さらに日本代表に自信と言う種を植え付けたことになる。それが昨年、けちょんけちょんにやられたオランダ相手の真剣勝負に0-1という引き分けに等しい負けをもたらすことになるのだ。
 勿論、緒戦デンマークに2-0で勝ったオランダが、1点を奪った後、怪我や疲労を考慮し、まともにこなかったのは事実だけれど、それでも最後のパワープレーである程度の形を見せられたなど、日本には非常に収穫の多い1戦となった。

 最終戦のデンマーク戦は、勝たなくてはいけないデンマークが前がかりになった所を見事に突いてのFKゲット、そして本田の見事な無回転FKを生むわけだけれど、強力なオランダ相手に勝負の形を作れたという事実が、大きさはあるもののスピードのない相手DFを見下すかのような本田、大久保、松井の攻めの形を生んだのだろう。
 この前線の3人には、この大会初めての連動性が生まれた。この3人に遠藤を絡めたパスワークに興奮した人も多かっただろうと思う。
 まあ、その反面、サイドに広がっていた松井、大久保が真ん中に寄ることで、デンマークにサイド攻撃を仕掛けられ危ない局面も何度か生まれたのは事実なので、よりスピード技術に優れるパラグアイ相手にどうするかが課題になってくると思う。


 2点目の遠藤のFKは明らかに本田のFKが伏線になっており、相手GKが意表を突かれたのは間違いない。本田が異常なくらい落ち着いて蹴って成功した1点目を考えると、あの時のFKも本田が蹴っても不思議ではなかったのだから。
 そこを遠藤がいつものひょうひょうとした感じで蹴り、本田の縦の変化とは違ったカーブをかけた見事なキックが枠を捉えたわけで、これはGKとしてはどうしようもないだろう。
 本大会のジャブラニというボールはカーブがかかりにくいとのことだったが、二人ともふかさず見事なコントロールだったように思う。
 それ以前に、あの落ち着きは今までの日本代表を考えるとあり得ないくらいのモノだった。


 やはり、自信が作る落ち着きと言うのは、特別のモノがあるのだろう・・・ま、大久保は相変わらずだったけれど(苦笑

 それとこれは、ふと思ったことだけれど、あれだけの高さのパワープレーにしっかり対応していたことを見ると、事前のスカウティング、そして練習をしっかり積んでいたことが分かる。きっと矢野あたりが仮想デンマークとして練習台になってくれたのだろうと思う。
 交替で入った岡崎、今野、稲本の働きを含めてベンチワークがしっかりしてきているのがよくわかる。出るべき選手がしっかりと働き、バックアップに回った選手がしっかりサポートするチームが強いと言うのは、カメルーンのみならず、内紛で敗退したフランスを見ても、史上最強と言われた2006年時の日本代表を思い起こしてもよくわかることだと思う。
 そういう意味で、得点を取った選手、しっかりゴールを固めた選手のみならずバックアップの選手にも感謝しなくてはいけないね。


 パラグアイ戦のカギは、オランダ相手にはなかなか仕事をさせて貰えなかった本田が、デンマークのDFよりも上手く、ずる賢いパラグアイのDF相手にどれだけ仕事が出来るのか?
 彼のノビシロが計り知れないだけに、非常に楽しみである。
 守備は、デンマーク戦でもちょっと目立ったゴール前でのファウルをいかに減らせるかがカギになるだろう。慌てず守備のブロックをしっかり作って試合に入れば、流れを落ち着かせることが出来れば、日本のペースになるのではないか。
 日本は追いかける展開で追いつけるほどの力はまだないはずだ。いかに先制するかが大きなポイントである。

 さて、神様がくれたホンの小さな幸運をどこまで大きな果実に出来るのか。自信と言う別の種はどこまで大きくなるのか、後はもう長谷部が言っていたセリフじゃないけれど「失うモノはなにもない」のである。チャレンジャーとしてどこまでやれるか、29日を楽しみにしたい。

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ゴーーーーーーッル!!!

 ヤット、キターーーーーー!!!


 もう、嬉しすぎる!!!

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ゴーーーーール

 ケイスケきたーーーーーーー!!!!


 太平の眠りを覚ますのは、黒船じゃなくって、ケイスケのひと蹴りだった!!!

 押されまくっているけれど、頑張れ!!!

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2010/06/23

予選リーグ経過・・・その2

 さて、早速・・・


 F組;イタリア、スロバキア、ニュージーランド、パラグアイ

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 ここは、なんと全てのチームに決勝リーグ進出の可能性がある。

 本大会は、フランスがすでに予選リーグ敗退が決定するなど、欧州チームの不振が目立つ。確かに、欧州チームは欧州開催以外では優勝したことがないなど、内弁慶なところはあるのだけれど、それにしても、目を覆うばかりのひどさである。


 F組もイタリアが不振。2試合で得点2は、まあいつものとことは言え、失点も2というのは、「カテナチオ」のお国柄とも思えない。
 私は、ニュージーランド戦しか見てないのだけれど、カンナバーロをはじめ、守備陣の衰えが目立つように思う(ブッフォンの怪我による欠場も痛いけどね)。
 
 また、予想では半数がアマチュアのニュージーランドは苦しいと書いたが、イタリア相手に引き分け、しかも先制点を奪う大健闘ぶりである。


 そんな中で最も有利なのは、勝ち点4のパラグアイ。最終戦もニュージーランドということで(健闘しているとは言え、力が劣ることは間違いない)、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定することもあり、パラグアイはどうやら抜けそうな感じである。


 残る1チームは、ニュージーランドはなんとか引き分け以上に持ち込みたい。イタリアも条件は同じである。唯一、勝たないとどうにもならないのがスロバキアである。引き分けでは、どう有利に転んでも得失点差で決勝トーナメントへは行けない。


 最終戦が


 パラグアイ―ニュージーランド
 イタリア―スロバキア


 という組み合わせなので、どこも気が抜けない大激戦である。ニュージーランドが勝ち、イタリアが勝つとパラグアイも敗退という可能性があるので、有利とは言え、パラグアイも手を抜くことは出来ない。


 非常に楽しみな組である。


 まあ、とは言っても、パラグアイ、イタリアが抜けるだろうと思う。というかイタリアまでいなくなるとこりゃ非常事態だね^^;

 G組;北朝鮮、コートジボアール、ブラジル、ポルトガル


 もうここは無風地帯と言っていい、戦前は死のG組だったはずが、2試合を終えた所で


 Groupg

 この状態である。ブラジルはすでに決勝トーナメント進出を決めている。また、最終戦が


 ブラジル―ポルトガル
 コートジボアール―北朝鮮


 ということもあり、コートジボアールはポルトガルとの得失点差が9点もあるため、大量得点を奪わなくては決勝トーナメントには進めない。


 ポルトガルは北朝鮮相手に大人げない試合をしたとは思うが、ここでの貯金は非常に大きかったと言える。ブラジルに、たとえ負けても大差で負けなければOKだからだ。


 2強2弱と思った組が大混戦で、死の組と思われたG組があっさり決まるのだから、サッカーは分からんもんだ。


 H組;スイス、スペイン、チリ、ホンジュラス

 Group_h


 ここはやはりホンジュラスは苦しい。


 最終戦が


 スイス―ホンジュラス
 スペイン―チリ


 であるので、ホンジュラスは勝っても、スペインが負けない限りは可能性はない。しかも得失点差が厳しいので大差で勝たなくてはならない。


 スイスは、チリ戦での退場が痛かった。あれがなければ、またもや無失点か?という試合運びだっただけに悔やまれる敗戦となった。


 チリは、名将ビエルサが冴えを見せてくれた。スイス戦でのワイドにワイドにグラウンドを一杯に使った攻撃を展開させるあの采配は素晴らしいと思った。


 個人的には、チリは個人技はあるものの、高さはない。日本が目指すべき攻撃スタイルはここにあるような気がする。結果を出している岡田監督の批判をするのは心苦しいが、私は彼の就任時から言っていることなので、ここでも敢えて言うけれど、彼のサッカーはちまちましている。狭いスペースでパスをつないでいるので、彼の言う「展開」と言うのを見たことが一度もない。長友、駒野、出てはいないけれど内田とスピード、スタミナのある良いSBがそろっている日本のスタイルはチリのようなスタイルが合うように思う。
 ちなみに、チリは無失点。『攻撃は最大の防御』というスタイルをずっと貫いてほしい。1位通過すると決勝リーグ緒戦はたぶんポルトガルである。派手な打ち合いを見てみたいものだ。


 さて、スペイン。ホンジュラスにはなんとか勝ったものの、とてもとても優勝候補とは思えない試合っぷりである。スイスが最弱のホンジュラスと戦うこともあり、スペインはチリと引き分けでは苦しい。チリの猛攻に耐えながら勝つことが出来るかどうかが最大の焦点となる。
 心配なのは、スペインのサッカーが美しすぎることだ。華麗な展開、華麗なプレーは見せるものの、ゴールには結びつかない。現在の組織力主体の守備、そしてスカウティング技術の向上によりなかなかゴールを割ることは難しい。なんとか泥臭くともゴールを挙げられるようにしないと、予選敗退の危機がある。


 と言いつつ、私はスイスの堅実なサッカーが好きなので、こうなりゃスペイン敗退でもいいかな?と思っていたりするw

 日本のいるE組の話は・・・もういいでしょw

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2010/06/20

予選リーグ経過・・・その1

 予選リーグも半数が終り、決勝リーグ進出を決めたモノ、反対に敗退が決定したモノ、まさに悲喜交々である。


 そういったところで予想を振り返ってみてみたい。


 今回は、予想その1について。


 A組;ウルグアイ、南ア、フランス、メキシコ


 現在のところ、2試合を終えて、


 Group_a


 予想が大きく外れて、1位ウルグアイ、2位メキシコという状態。


 まあ、南アは開催国ということで、希望を込めてというのと、データ的にも開催国が予選リーグ敗退が今までないことから(日本ですら決勝リーグへ行ったしw)、2位予想としたのだけれど、結果は残念というか、まだまったく望みがないわけではないけれど、最終戦が


 ウルグアイ―メキシコ
 フランス―南ア

 であることから、得失点差を考えると、下位2チームにとっては非常に厳しいものとなっている。


 フランスも大会前から内紛がささやかれたりしていたが、アネルカの強制送還などチーム状況はバラバラのようである。


 後は、開催国のプライドと、前回大会準優勝国のプライドをかけて、戦ってほしいと思う。そこから「ひょっとすると・・・」の希望があるかもしれない。


 しかし、順当に行けば、ウルグアイ、メキシコの勝ちあがりとなるであろう。


 予想が全く外れて、ごめんなさい・・・状態だね^^;


 B組;アルゼンチン、韓国、ギリシャ、ナイジェリア


 まずは、経過であるが


 Group_b


 韓国は大健闘と言っていいと思う。アルゼンチン相手にガチンコ勝負を挑んだことから、こっぴどい目に遭ったのは事実だが、ギリシャに2-0で勝ったこと、そしてアルゼンチン相手に1点を奪ったことが非常に大きく、得失点差では-1とギリシャと並んでいるが、得点差が1つ上回っているので、若干有利な状況である。


 最終戦は


 アルゼンチン―ギリシャ
 韓国―ナイジェリア


 と言う状況なので、目下のライバルギリシャがメッシが絶好調のアルゼンチンと対決するために、アルゼンチンが予選突破ほぼ確実(ギリシャに負けて、韓国が勝つと得失点差勝負になるけれど、それでもかなり有利)なので、メンバーを温存したり(それでも強いけどw)、なめてかかるとやばいけれど、韓国はとりあえず引き分けでも予選を突破できそうな感じではある(確実ではないが)。

 ただ、ナイジェリアも決して弱いわけではないし、韓国はアルゼンチンにすら自分たちのサッカーを試すべく、思いっきりぶつかって行ったので、ここで引き分け狙いの試合をするとは思えないことから、予断は許さない状況だ。


 予想では、1位アルゼンチン、2位ナイジェリアと書いているが、1位のアルゼンチンは揺るがないモノの、韓国が一歩も二歩もリードしているのは間違いない。
 アジア最強のはずのオーストラリアが予選敗退濃厚(得失点差も厳しい)ため、日本を除けばアジア勢で希望のあるのは韓国だけである。ギリシャ戦で見せた素晴らしい試合がナイジェリア相手に展開出来ると2位突破の楽しみが残る。


 C組;アメリカ、アルジェリア、イングランド、スロベニア

 2強2弱などと予想したが大混戦のC組、途中経過は


 Group_c


 スロベニアが一歩抜けてはいるものの、最終戦が


 イングランド―スロベニア
 アルジェリア―アメリカ


 となっており、予選突破には勝利が義務付けられているイングランドが相手である。しかもアメリカ相手に2点をリードしながら追いつかれてしまったショックが残っていると、一歩抜けていると言っていいのかどうか、単に1弱のアルジェリアに勝っただけ(しかも1点取っただけ)という状況は、逆に非常に厳しい状況と言っていいのかもしれない。


 逆にアメリカは、2点差を追いついての1弱のアルジェリア戦、ここは勝って1位突破を目指したいところだろう。アルジェリアはなんとかアフリカ予選C組1位突破の実力の片りんを見せて、なんとか1点を奪いたい。


 スロベニアは欧州予選でも見せた番狂わせをイングランド相手に見せることができるのか、イングランドは不調をなんとか抜け出すことが出来るのかが見どころである。


 1位突破はアメリカになりそうだが、2位は果たしてイングランドになるのかスロベニアになるのか非常に楽しみである。

 D組;オーストラリア、ガーナ、セルビア、ドイツ


 まずは、途中経過を


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 なんと、ドイツが苦戦している。しかもクローゼが退場処分を受けたため最終戦は、クローゼ抜きでの戦いとなる。


 しかも最終戦は


 ガーナ―ドイツ
 オーストラリア―セルビア


 である。オーストラリアもエース、キューウェルが退場処分のため最終戦は出られない。名古屋にいるケネディが先発するのだろうけれど、ただでさえ崖っぷちなのに、辛い状況である。一応チャンスがないわけではないが、得失点差(緒戦でドイツに0-4で負けている)が大きいので、とりあえず意地を見せるくらいしかないわけだ。


 ガーナはオーストラリア戦で追いついたのは大きいものの、1人少ないオーストラリア相手に点を奪えなかったこともあり、ドイツ戦の結果次第では敗退もありうる。

 大混戦のD組、組合せから言えばセルビアが1歩有利、ガーナがアフリカ勢の弱点である集中力の欠如を見せなければ、引き分けで予選を突破できるのだが、その有利さを有効に使えるかどうかが勝負の分かれ目となろう。


 ここも戦前の予想は全く外れているな、しかし^^;

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